還元型

コエンザイムQ10と加齢を感じ始めた時

どういった時に年をとったと感じるでしょうか。
若い時と比べてすぐに疲れたり、疲れがたまったり、活力がわかず家でずっとゴロゴロしてたり。
それはエネルギーの生産効率が悪くなって、体が動きづらくなっているのかもしれません。

ヒトの体は細胞の塊です。
細胞の数は60兆個だとか、最近では37兆個が正しいという結果が出ていたりと様々ですが、とても多いことに変わりはありませんよね。

その細胞のひとつひとつが活動するためにエネルギーを生産しています。
コエンザイムQ10はそのエネルギー生産を手助けをする補酵素です。

チェーンが少し錆びついた自転車を想像してみてください。
そのままじゃキーキーと音を立てるチェーンも、油をさせば快適に動きますよね。
細胞のエネルギー生産において、コエンザイムQ10はそんな潤滑油のような役割をしてくれます。

それじゃあ、コエンザイムQ10が不足するとどうなるでしょう。
エネルギー生産効率が悪くなって体の動きが悪くなってしまいます。
心臓などの臓器を優先で動かさなければいけないため、脳から他の活動を抑えるように指示されてしまうんですね。

コエンザイムQ10は体内で合成されますが、年齢と共に合成量も減ってくるといいます。
40代では20代に比べて3割減、ビタミンなどとは違い体内で合成できるため必須栄養素ではありませんが、体の調子を整えてくれる大事なものです。

活動のためのエネルギーも、疲れを回復させるためのエネルギーも少なくなっていけば、体の衰えも感じるでしょう。
他にも、コエンザイムQ10はビタミンCと比べ数倍もの抗酸化作用を持っています。
体の酸化、つまりダメージを防いで老化を抑えてくれる抗酸化物質を体内で合成していたのに、それが減少してしまったら。
それだけが原因となるわけではないですが、肌荒れなどで出てくる可能性は増します。

つまりまとめると、疲れと年齢による見た目の老け、どちらもコエンザイムQ10の不足分を補うことで緩和が期待できるということですね。
加齢を感じ始めたらサプリメントなどでコエンザイムQ10を補ってみてください。
若い時に当たり前のようにあった、朝起きれば疲れが抜けてる感覚を思い出せるかもしれませんよ。
また、コエンザイムの体験談なども参考にしてみて効率的に摂取しましょう。